barge

ダウンロード型テレビ 現在のオプション

次の記事

Bebo 1500万ドルで資金調達終了

Tivo とその競合により初めて人気に火がついたダウンロード型テレビは、今日では強力なサービス。コンシューマーが見たいときにテレビ番組を見、意のままに一旦停止をし、コマーシャルをスキップすることが実現するのである。そのため、番組を決まった放映時間にみるという行為は時代遅れになってしまいそうだ。今日、米国の家庭の7%がデジタルビデオレコーダーか DVR を持っており、ほとんどのケーブル会社はDVRをオプションとして提供している。

Bittorent のようなファイル交換ネットワークもまた、「放映時間が変更されたテレビ番組」へのアクセスを望むコンシューマーにとって、非常に人気 (時折、不法)である。 DVR はすばらしいのだが、コンテンツ提供者や配給者はスキップされたコマーシャルからうける収益の損出には決してスリルを感じていない。またDVRの番組は携帯端末に簡単に転送でき、家庭のテレビから離れた状態でも見ることできる。コンシューマーの中には、もっと柔軟性とオプションが欲しいという声もある。

iTunesにより業界を率いられているダウンロード型テレビへ参入:

2005年の10月12日、Apple は iTunes Music Store からのビデオコンテンツの閲覧・購入に対応した iTunes 6.0 の発表をした。はじめは、数千本の音楽ビデオや5つのテレビ番組を提供していた。知名度が高いものとしては ABC の “Lost and Desperate Housewives” に、他過去シーズンを集めたもの。新しい番組もはじめに配信を始めてから24時間閲覧可能である。それ以来、ライブラリーは NBC Universal, USA Network, Sci-Fi チャンネルショー、Viacom それに Disney が所有しているネットワークの番組までに拡張した。iTunes では、また多数の映画のプレビューも見ることが出来るようになった。ビデオ購入のフォーマットは128kbit/s にMPEG-4ビデオ。

2006年1月に、 iTunesは、最新もの Nickelodeon, Comedy Central や MTVに、DailyShow, Spongebob, Squarepants, South Park や Punk’d Showtime のような番組エピソードが2月に追加され、2006年1月までには約40以上ものダウンロード型テレビ番組を配信していた。けれども、ネットワーク会社たちは、 iTunes がコンピューターでテレビを見れる唯一の方法ではないと願っている。CBS, Fox や ABC など独自で実験的に直接ダウンロード・ストリーミング配信サービスを行っている。

ABC

ABC は国内で ヒットした多数の番組をストリーミング無償で放送している。例えば、Lost, Desperate Housewives, Alias, そしてCommander in Chiefなど。番組は400X700のフラッシュ形式で閲覧できる。プラスな面は、ABC のサービスはブラウザーやプラットフォームにとらわれず、無償であること。マイナス面は、これらは大きなファイルなので、番組を見るためには必ずオンライン状態である必要があること。ラップトップや他の端末にダウンロード したり、飛行中やオフライン状態のときには見ることができない。また、スキップできない短いコマーシャルがある。だから結局のところ、ABC は PC と接続できる私個人のリビングルームのテレビで、放映時間だけがずれた番組を提供してくれている。が、それ以外は特に変わったことはない。これに関しての詳細は Mike Davidson氏のブログにて。

CBS

CBS は CBS オンデマンドプロジェクトをとおして、ダウンロードを提供している。現在は番組一本のみ(Survivor) 提供しており、このサービスを利用するには US国内に所在する必要がある。クオリティは640X480ピクセル。番組の値段は99セントで、ダウンロード後は24時間以内に閲覧しなければならない(旅行者にはいいオプションではない)。番組を見るには、WindowsPC でなければならないし、DVD に焼くことはできない。正直なところ、これだけの制限を設定しておきながら、番組提供をしていることが驚きだ。以上。失敗させてくれと頼んでいるようなものだ。そうなると「私たちはがんばったのだけど、人々は望んでいないっていうんだよね」なんていえるから。追加で、CBS はまたGoogle Video でも番組を実験的に提供している。

NBC

NBC は iTunes から多数の番組を放映しているが、直接ユーザーには提供していない。ITunes では13本の番組をながしている。番組は、多数の昔の番組と Tonight Shows, Late Night with Conan O’Brien, Saturday Night Live, The Apprentice, Law and Order, Scrubs and The Officeなどが含まれる。

FOX

Fox は4月に、インターネット上でアフィリエイトとインターネット上に過去の番組を列挙させる許可を与える6年間の契約を発表した。また、Myspace内で「24」の番組をダウンロードさせるサービスも開始している。しかし、この件に関しての追加情報はまだ探せないでいる。

まとめ

サービスモデルが大衆を大規模なテレビ離れにさせるほど十分なサービスモデルができるまで、まだしばらく時間がかかりそうだ。しかし、コンテンツプロデュー サー(ネットワーク)と配信者(ケーブル)を揺さぶる崩壊の始まりにいることは確かである。TVダウンロードを独占するもののなかで、iTunesに近づくものはまだいない(bittorent と DVR をのぞいて)、それにこの分野をひとつのネットワークだけで征服するとは考えにくい。人々は、一箇所でダウンロードを行いたい。

ITunes はそ れをうまく可能とさせている。シンプルで、端末に移動できたり、番組閲覧に「期限」がないなど柔軟性がある。ITunes の本当の競合は、まだ現れていない。Yahoo, Microsofot, Google 、Amazon、そして他のものは、この業界に遅かれ早かれサービスを提供し始めるであろう(メモ:AOL はすでに多数の古い番組をユーザーにストリーミ ング提供している)。

ビジネスモデルを変更する必要がある。コンテンツプロデューサーは収益化するために、ネットワークとの契約、30秒の広告そして今後DVDの売上に頼ることができない。番組そのものが独立していなければならない。そしていずれは支払いを厭わないユーザーを寄せておくために、始めの2-3本のエピソードは無償で提供する必要がある。正直なところ、ネットワークを無視し、番組が始めは iTunes でローンチし消費者に直に提供でき日がくるのが楽しみである。これ周りのプレスは圧倒されるだろう。始めに取り掛かるものが、大きなメリットを享受できるだろう。

第三者のサービスプロバイダーの市場もある。Meevee のようなサービスはオンラインTVのリスト情報とコンピューター上でコンテンツを実際に見れるギャップを埋めようとしている。Cozmo.tvBrightcove はブラウザーをとおしてTivoを管理できるようにする。そして、現在テレビを携帯端末にストリーム配信している MobiTV が、契約上ベクトルの角度を変えて、直にPCにストリーミングテレビを提供するのはいつになるだろうか?この方角にすでに一歩を踏み出している。そして、Orbは似たような無償のサービスを提供している

メモ: この記事は私の友人 Neil Kjeldsen氏により執筆された。 新米ブロガーであるが 、長期間ライターとしてやっている。テレビ、フィルム業界をよく知る。

0 responses to “ダウンロード型テレビ 現在のオプション”

  1. […] ダウンロード型テレビ業界は活気を帯びている。ニューヨークを拠点とするWurld Media社のサービスであるPeerImpactは、本日(米国時間6/29)3大メジャーTV/映画スタジオ各社と契約締結完了し、自社のP-to-Pクライアントソフトを通じて人気テレビ番組のエピソードがダウンロードで提供されるようになることを発表した。既に提供されているNBC Universalからの番組に加え、Twentieth Century FoxとWarner Bros.ライブラリーからのタイトルが追加される。当社は現在、”The Loop”、Firefly”、”The Dukes Of Hazzard”と”Babylon Five”を提供TV番組としてハイライトしている。Warner Bros.は、今週の頭、同じくオンデマンドのビデオ配信サービスを提供するGubaとも契約を結んでいる。 […]

  2. […] インターネットやiTune上でのテレビのメジャーネットワークの動きについての以前の記事(ダウンローダ型テレビ、、)のフォローアップ。メジャーネットワーク以外のテレビ番組の取組み、それらがWEB上でどのように扱われているかの例を詳しく調べてみた。 […]

  3. […] もし、ThinkSecretによる情報が本当なら、こういった映画スタジオは小規模のベンダーと手を組んで多様な配信方法を前向きに取り組んでいるものの、同時にiTunestといった非常に人気の高いサービスとの契約で安全策をとりたいと考えているように私には思える。TV番組をiTunesで見ることはより一般的になりつつあり、通常はDRM付きである。”映画レンタル”は、言うまでもなく消費者のほとんどが安心して気楽に利用できるモデルだ。しかし、コンピュータにメディアファイルをダウンロードした後短期間のみ視聴できることが、人々に受け入れられるかどうかは興味深いところ。もし、一般大衆が短期間のみ視聴できるダウンロード型映画に料金を支払ってもいいというなら、所有はできないが”継続的にソフトウェアにアクセスできるサービス”に対しサブスクリプション・フィー(購読料)が支払われることを期待できるかもしれない。 […]

  4. […] ダウンロード型テレビ 現在のオプション テレビ番組は何処へ向うか? […]

  5. […] 4月の発表(続報はココ)から我々が待ちに待った瞬間である。 […]

  6. […] 今夜(米国時間10/26)、近く開始されるTIOTI “tape it off the Internet” というテレビ番組のダウンロードサービスをめぐって、いくつか反響があった。これは合法的なテレビ番組ダウンロード(サービスのプロバイダについての記事はここ) やDVD の販売とBittorentを統合したサービスのようだ。番組をRSSフィードで購読できるなどなかなかスマートな仕上がりになっている。 […]

  7. […] Fox、ネットのストリーム配信にTV番組をさらに放出 3大メジャースタジオからのTV番組がP2P配信へ Venice Projectへスターが結集 MobiTVの$100M(1億ドル)について考える […]

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *